人は悲しみで死ぬ動物である
カテゴリー[ 書籍メモ楽屋用 ] 2004/01/26
![]() 「人は悲しみで死ぬ動物である」 ゲーリー・ブルーノ・シュミット著 アスペクト 2003/06 (原書 2001/Gary Bruno Schmid) |
あ”〜、変な本読んじまった。

「人は悲しみで死ぬ動物である」。
このタイトルからどんな内容の本が想像できます?
ふた開けてみればニューエイジのかったトンデモ本だったのでした。
心因性ショック死や心因性免疫不全からの衰弱死、暗示死、呪殺、などとりあえず事例は豊富にあがっているので「人が悲しみで死んだ例」を探している人にはいい本かもしれない。
でも、それら例を挙げて著者が結果として掲げる推論は「生命系遠隔思考」だの「量子作用による予知」だの「量子テレポーテーション現象」だの。各分野入門用の書籍を漁るのが目的な私としては...困った。「寿命・死」の項目に入れるにはあまりに異端仮説願望なしろもの。
しまいには、進化心理学を無視してインセスト回避やホームシック、精神病までもが「生命系遠隔思考」のたまものなんだそうだ。
アスペクト的にはこういう危うい系がエエ線なのかな?

…著者はドイツの物理・心理・精神医学者なんだそうだ。
ドイツではまだあまり進化心理学的知見が普及していないのかな?
解釈や理論はどうあれ、事例は豊富に並んでいるので、超自然な力の話がお好きな人には、それなりにエンタテイメントでオススメかも。

情報庫: [ 進化心理学 ] [ 寿命・死 ] [ 感情 ]

悲しみ
[カテゴリ 書籍メモ楽屋用] : 2004年01月26日
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