こころと言葉 進化と認知科学のアプローチ
カテゴリー[ 書籍メモ楽屋用 ] 2009/06/09

『こころと言葉 進化と認知科学のアプローチ』
長谷川 寿一 (編さん)
東京大学出版会 (2008/11)
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多岐に渡る浅い概論。
・・・ちょっと概論すぎて、醍醐味を掴むにはつらい。
1章■言語能力獲得にいたる生命進化の諸相:斎藤成也
・霊長類という系統群では視覚が進化したことが言語コミュニケーションの下地にある
・言葉の創生期には、発音と意味のあいだに対応があったはず仮説
2章■言語の起源をさぐる生物学:岡ノ谷一夫
・「前適応」の観点から、言葉を可能にする生物学的特性を論じる
3章■ヒトの進化と言語獲得の背景:長谷川眞理子
・チンパンジーとヒトの生態比較から、言語進化の背景ある選択圧(淘汰圧)を見る
・進化的には母子コミュニケーションが先行した可能性
第1部;進化研究から見た言語
第2部:言語科学の中核的・理論的研究の紹介。
第3部:言語科学の実験による実証をめざした応用部分。言語科学・認知心理学・認知脳科学・計算機科学など,言葉を取りまく領域の「融合」の成果。
9章■ことばの脳内処理・日本語使役構文の事例から:伊藤たかね
・失語症患者と健常者の処理比較や、健常者の脳波計測から
・2つの文を処理する際に,脳のなかで働く異なるメカニズムを検証
11章■事物の認識の普遍性と言語,文化の影響:今井むつみ
・助数詞から見た言語相対論(サピア・ウォーフの仮説)
・この論者はなぜか「ワーフ仮説」という呼称を用いているが
12章■言語の分節に普遍的に観察される統計的性質・音素から形態素へ,単語へ,そして句へ:田中久美子
・大規模なコーパスを用い、統計処理する言語分節
科学に佇む読書メーター 
[カテゴリ 書籍メモ楽屋用] : 2009年06月09日
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