人力検索はてな的、実証超科学講座
カテゴリー[ 書籍メモ楽屋用 ] 2008/02/23

『実証超科学講座』
ニュー・サイエンティスト編集部 (編さん)
二見書房 (2007/10)
原書: Does Anything Eat Wasps? 2005
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いつもの科学記事巡回先の一つ、イギリスの科学誌 ★「New Scientist」。
そこの掲示板(読者投稿欄?)をまんま本にした感じ?
一般ユーザの投稿Q&A集。
編集部からの回答・編集もあり。
日本でも、はてなの人力検索が本になったり、2chのおいしいスレ集が本になったり、そんなノリを想起してしまう。
... 以下つづき...
●うらやましいこと
さすが英語圏というか、カキコしている人々の国籍多様性がはんぱない。
うちらの会話が普通に異国人に読みとられているという感覚は、どうだ?
日本の日本語表示の掲示板で、異国人の割合が高い場所なんて、ほとんどないよね。「日本人どうしの場」でしかないことがアタリマエの空気のようになってしまっている。
多様な国の人間が普通にそこらのウェブでツッコミを入れてくる状態、そんなネット環境にある国とない国の違いは・・・
中国も、日本も、異国の人々と同じ言語を用いているのであれば、ネット言論の風土もかなり異なる様相になっていただろうに。そんなうらやましす。
●いかんこと
原書はどんな体裁だったのか定かではないけれど、もしかしたら、掲示板のノリをほうふつとさせるような、なんかそんなレイアウトだったのではないだろうか。
そうとでも思わないと、この邦訳の編集レイアウトの投げやりさが悲しくてやりきれない。
もうちょっとどうにかならなかったんだろうか。
もっと楽しげにポップに、体裁良いページこしらえをしてくれてもいいだろうに、これでは面白さが半減させられているような気がする。
●面白かったこと
墜落ネコの生存率。
ビルの7階前後からの落下が最も死亡率が高く、それ以上の高度からでは生存率が逆にアップする。
それはなぜか、は、本書を読んでのお楽しみ。
収録されているQ&Aは、科学というゆるいくくりの中、たいへん多岐に渡っている。
赤、紫、黄色…あざの七変化とは?
ヤスデはなぜあんなに脚が多い?
宇宙でコンパスは動くのか?
膨張する宇宙でなぜ銀河がぶつかる?
女の子が誕生しやすい家系?
コインから風邪の菌はうつるのか? ほか
暇つぶし雑学の系統にはいるのかな。
最近、雑学を弄ぶ番組が増えたのは、「お茶の間の崩壊」の流れの末なんだろうな、などという連想がしゃしゃり出てきてしまうけれど。

『クイズ文化の社会学』
石田佐恵子/小川博司編
世界思想社 2003/03
クイズ番組の傾向の変遷を社会的に読み解いていて、ナイスな一冊。
はいはい雑学雑学。
『幕府を作りたいのですが』 人力検索はてなの皆さん (著) 白泉社 (2007/09)![[ Dorm B ]](http://homepage1.nifty.com/NewSphere/transparent.gif)



















