資源人類学
カテゴリー[ 書籍メモ楽屋用 ] 2008/02/22
前に少し言及した 資源人類学の研究がこんななってきた 話を、もっとちゃんと書こうと思いつつ、また数ヶ月ずるずるしたあげく書かずに終わりかねない中、とりあえずメモ置き。
■2002年から続いていたプロジェクトが終わった。
文部科学省科学研究費補助金・特定領域研究
資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築−象徴系と生態系の連関をとおして−
「資源人類学」
領域代表者: 内堀 基光 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
プロジェクトは平成19年3月をもって修了いたしました
... プロジェクトのメニューがすごい...
パプアニューギニア・トーライ社会における貝貨の数え方と払い方
「腐る価値」とのつきあい方
知識資源としての手話
オーストラリア観光都市における先住民と非先住民の資源の交差
交易と国家の起源――西アフリカ考古学の視点から
古代アンデス社会における交易と社会の成層化
アフォーダンス理論における「資源」概念
家畜と貨幣の類似性をめぐって
資源としての沖縄戦
地域通貨は何故使われないのか
今日の地域社会におけるイノシシとのかかわり
「望ましい死」への資源戦略
文化資源概念は、森を、海を守れるか?
物持ちの持ち物:大村しげコレクションからの検討 一九六〇年代少年週刊誌における戦争-「少年マガジン」の事例-
むちゃむちゃ面白そうな論考がこれでもかと連発されている。
これだから、文化人類学をマジ見ようとしたら、追いかけようとしたら、人生占有されてそれこそ死んでしまう。
世の中のテレビ番組がすべて、文化人類学のスタンスであったら・・・涅槃だ。

■プロジェクトリーダーは、去年の初めに総括かな、資源人類学と銘打った著作を一冊出している。
『資源人類学 放送大学教材』 内堀 基光、菅原 和孝、印東 道子編著 放送大学教育振興会 (2007/03) あ、「放送大学教材」なんだそうだ。
それなら、入門向けに総括してあって読みやすいものになっているだろう。
編者3名はいずれも重鎮。印東さんは太平洋諸島の研究を纏めていなさる、去年から太平洋諸島マイブームの自分としてはイチオシ。
■そして、去年の暮れにこの巨大プロジェクトの集大成が公刊された。
『[資源人類学 第1巻] 資源と人間 』 内堀 基光 (編集) 弘文堂 (2007/12/5)
『[資源人類学 第2巻] 資源化する文化』 山下 晋司 (編集) 弘文堂 (2007/12/5)
『[資源人類学 第3巻] 知識資源の陰と陽』 クリスチャン・ダニエルス (編集) 弘文堂 (2007/12/5)
『[資源人類学 第4巻] 躍動する小生産物』 小川 了 (編集) 弘文堂 (2007/12/5)
『[資源人類学 第5巻] 貨幣と資源』 春日 直樹 (編集) 弘文堂 (2007/12/5)
『[資源人類学 第6巻] 自然の資源化』 松井 健 (編集) 弘文堂 (2007/12/5) 
『[資源人類学 第7巻] 生態資源と象徴化』 印東 道子 (編集) 弘文堂 (2007/12/5)
『[資源人類学 第8巻] 資源とコモンズ』 秋道 智彌 (編集) 弘文堂 (2007/12/5)
『身体資源の共有 (資源人類学 9) 』 菅原 和孝 (編さん) 弘文堂 (2007/12) どああああ。総力戦だ。
こんなに読んでいたら、マジ飢え死にしてしまう。
早く死にてぇ。
[カテゴリ 書籍メモ楽屋用] : 2008年02月22日
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