アスペルガー的脳内経路/年越しドリル
カテゴリー[ 科学メモ資料用 ] 2007/12/31
紅組のドリルで天を突け。グレン団はここまで突破するとわ W
●書こうと思いつつそのままになっている懸案事項。
んー。今書けるかな。中途半端になってしまうかな。
ヒトには
・おのれの感情を周囲に投影して快感を得る経路
・他者の感情を検出しておのれの行動にブレーキをかける経路
・他者からくる信号を快感だと感じさせる経路(人つきあい楽しいよ経路)
・他者を仲間だと感じる経路
・仲間感が快感に変わる経路
・他者の存在を脅威に感じる経路
などなど、ややこしくも抜き難く感情経路(行動や判断を左右するギア)が備わっている。
アスペルガー障害に含まれる EDD(共感障害) のうち、「他者を仲間だと感じる経路」が動作していないのに、「他者を仲間だと感じたがる経路」は生きている場合がある。
これは、たとえるなら、口が開かないのに、食欲がある、そんな状態だ。
どんなに仲間がいても、仲間だという表明が与えられても、仲間とともにあれることに対する快感・満足感は生じない。共感されても幸せに感じない。仲間を求める飢え/孤独の中から抜け出せない。どこかにいる仲間を求めつつ、目に前に現れる仲間を表明する存在からは、仲間感を感得できない。仲間だとは思えない。
でも、どこかに仲間はいるはず。そんな空しい希求。
「他者を仲間だと感じる経路」が動作していないのに、「他者の存在を脅威に感じる経路」は生きている場合もある。
これは、たとえるなら、口がひどい口内炎になっているのに、食欲がある、そんな状態だ。おいしいはずの食べ物が、痛くて食べられやしない。だのに餓えはひどいまま。
「他者を仲間だと感じる経路」が弱いので、どんなに好意的に遇されても、安心や共感を感得するどころか、「他者の存在を脅威に感じる経路」の恐怖や脅威が勝ってしまう。アラート経路のほうがビンビン反応してしまう。
でも、どこかにアラートが動作しない信頼できる仲間がいるはず。そんな、存在しない存在を求め続ける不幸。
「他者の感情を検出しておのれの行動にブレーキをかける経路」が弱い場合、誰かがイヤそうにしていても、自分の意向を変えられない。
ふつうなら、周囲の空気が、他者の微妙な顔色が、「他者の感情を検出しておのれの行動にブレーキをかける経路」に作用して、自分の好きなことをやりつづけたい気分が抑止されるのだが、そのブレーキが壊れている場合、止まらない。ヒトに合わせない。
他者の意向にそうとか、空気を読むとか、同調してあげようとか、他者に合わせるような、気の効いたことができなくなる。マイウェイのまんま、行動しようとする。
自閉症者は、周囲の感情察知はダメでも真正面の相手の感情は察知できるケースがある。つまり、自分の何が悪いのかわからないのに、直せないのに、結果「てめえこのKY!」というダイレクトな否定感情はキャッチしてしまう。
2007/03 EurekAlert 'The eyes have it' -- Autism research yields surprising results
『雄弁な眼球』 自閉症研究は、驚くべき結果をもたらす
自閉症の子供は過去の研究とは逆に、眼球を見ることによって他者の精神状態を解釈することができる
2007/05 ScienceDaily Why Autistic Children Do Not Imitate Or Empathize: It Could Be A Dysfunctional Mirror-neuron System
なんで自閉症子供たちが模倣や感情移入をしないのか:機能不全なミラー・ニューロンのせい?
[カテゴリ 科学メモ資料用] : 2007年12月31日
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