世界の三葉虫の謎2冊

カテゴリー[ 書籍メモ楽屋用 ] 2007/06/05

◆左表紙◆左表紙
 「三葉虫の謎 「進化の目撃者」の驚くべき生態」 リチャード・フォーティ 早川書房 (2002/09) 原書:2000/TRILOBITE!  [ Amazon ] [bk1]
 「世界の三葉虫」  近藤典生、吉田彰  信山社 (1996/11) [ Amazon ] [bk1]


●本ミニ 「三葉虫の謎 「進化の目撃者」の驚くべき生態」
 訳文が少々読みづらい。でも我慢して読めば、いや、我慢して想像力を膨らませれば
  ・おおっ! 三葉虫には硫黄細菌との共生をやっていた種類があるとな!!
  ・おおっ! ブラックチムニーに群がる三葉虫!!!
  ・カルサイトの目も「集合複眼」も三葉虫の専売特許!!
    (うちにたくさんカルサイトあるぞっ)
  ・王蟲はもしかして集合複眼??
  ・目が飛び出している種類は海底にもぐって目だけ出していた!?
  ・海底を這わずに上層を泳ぎっぱなしの三葉虫!
   背泳ぎをしていた可能性も!
  ・せっかくの目も不要扱いの深海三葉虫!
 面白い絵が次々脳裏に立ち上がる。
 適切な想像ができないと(ある程度、化石や生物学についての知識がないと)… つらいだけの本かもしれない。

 ●ネット ビーケーワンの「三葉虫の謎」ページ では、5年前当時の三中御大が記した短評が拝見できる。研究者的には「どの研究者が何をやってどう言った」という部分が視野の中で大きくなるんだろうな。外野的には、ただただ「明らかになる世界がおもしろい!」に終始するだけだったりするわけだが。

 三葉虫に関しては、今はもっとナイスなスゴ本が出ている。
   → 2007/04 眼の誕生、鎧と色彩も花開く生物進化

●●●小玉7●●●

●本ミニ 「世界の三葉虫」
 図鑑、と言うか、化石の写真集。
 復元想像図は多くなく、一種類につき化石の写真一個(一つの角度)だけ、しかも白黒、みたいな状態だったりするので、ものすごいフラストレーションに襲われる。

 …だって、今の時代は、ウェブ上でたいへんリアルかつ美麗なカラー化石写真がいっぱい拝見できるから。
   → 2007/04 眼の誕生必見!三葉虫スゴすぎ画像!!
 haai




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